小中高生の予防接種・子宮頸がん予防ワクチン予防接種

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予防接種とは

予防接種液(ワクチン)を体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを予防接種といいます。
予防接種には法律によって定められた定期の予防接種と、それ以外の任意の予防接種があります。
また、予防接種を受けるには、病気ごとにそれぞれ接種に適した時期があります。

定期の小中高生の予防接種について

今年度から、あかびら市立病院での日本脳炎・二種混合・子宮頸がんワクチンの接種日程が増えました。
詳しくは、下記の日程表をご確認ください。

令和6年度学生・生徒予防接種日程表 

令和6年度子宮頸がん予防ワクチン日程表 

二種混合ワクチン(11歳から13歳の誕生日前まで 通常小学校6年生で接種)

ジフテリア・破傷風を予防するためのワクチンです。乳幼児のときに接種した予防接種でできた免疫をより強固なものにするために接種します。ジフテリアは心筋障害や神経麻痺、破傷風は全身のけいれん、筋肉の麻痺などをおこすこともある恐ろしい病気です。

日本脳炎ワクチン2期(9歳以上13歳未満 通常9歳で接種)

日本脳炎ウイルスによる感染症を予防するワクチンです。主に西日本に生息するコガタアカイエカという蚊が媒介する病気で、ウイルス性の急性脳炎や不全型無菌性髄膜炎、夏かぜ様疾患を起こします。
北海道では、コガタアカイエカが生息していないこともあり、また患者も40年以上発生していない事から、予防接種をおこなっておりませんでしたが、平成28年4月から北海道でも定期予防接種として接種することとなりました。
また、それらの理由から、2期接種以外に特例措置として7歳半以上9歳未満を除き20歳未満のかたに定期接種をおこなうこととしています。接種を勧奨するかたには、個別に通知をおこないますが、個別通知を受け取っていないかたも対象年齢の範囲であれば接種することができますので、健康づくり推進係にお問い合わせください。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン(小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子・標準接種期間:中学1年生)

子宮頸がんは、ほぼ100%ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因と言われています。これは性交渉により感染します。ヒトパピローマウイルスには多くの種類がありますが、この中でもハイリスク型と呼ばれるHPV16、HPV18について抗体をつくるため接種します。ただワクチンをしたからと言って100%の子宮頸がんを防ぐことはできません。定期的に検診を受けることで、前がん状態の細胞を見つけ出し治療することが可能です。子宮頸がん予防にはワクチンと検診の両輪が必要です。

子宮頸がん予防ワクチン(以下、HPVワクチンという。)は、平成25年4月1日より定期予防接種として実施しています。その後、平成25年6月に国から積極的な接種勧奨を差し控えるよう通知が出されていましたが、令和3年11月にその通知が撤回されたことを受けて、令和4年4月から接種勧奨を再開しました。

それに伴い、接種勧奨の差し控えにより接種機会を逃した女性に対し、時限的に公費による接種(以下、キャッチアップ接種という。)をおこなっています。

  • 定期接種の対象:小学6年生~高校1年生に相当する年齢の女子(標準接種期間は中学1年生)
    中学1年生の方には、今年度の4月から5月頃に予診票をお送りしています。
  • キャッチアップの対象者:平成9年4月2日生まれ~平成19年4月1日生まれの女子
    キャッチアップ対象者には、令和4年度にご案内のみお送りしています。
    ※令和7年3月末までは公費で受けることができます。期限を過ぎると全額自己負担(15,000円から30,000程度)がかかります。
    ※ただし、平成19年度生まれの方は通常の接種対象年齢で受けても、令和7年3月末までは接種できます。

ワクチンの種類によって接種間隔は少し異なりますが、半年から1年の間に2回もしくは3回の接種が必要です。ご希望される場合は、早めの接種をおすすめします。

キャッチアップ対象者の方で、接種をご希望されるかたはこちらから予診票をお申し込みください。

子宮頸がん予防ワクチン予診票申込みフォーム

予防接種の一般的な注意事項

予防接種について、その必要性や副反応についてよく理解したうえで受けてください。気にかかることやわからないことがあれば予防接種を受ける前に、担当の医師、看護師、保健師にお問合せください。
予診票は接種をする医師にとって、予防接種の可否を決める大切な情報です。
保護者が責任を持って記入し、正しい情報を医師に伝えてください。

予防接種を受けるにあたり

持ち物

  • 受診券つき予診票(必須)
  • 母子健康手帳(必須)
  • 保険証等身分証明書
  • 診察カード(お持ちのかた)

保護者の同伴

中学生までのワクチンの接種は、保護者の同伴と同意が必要です。

高校生に相当する年齢のかたは、保護者記入欄に保護者の署名と緊急連絡先を記載し、保護者が接種の同意をしている場合に限り同伴不要です。

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