【感染症情報】インフルエンザ警報が発令されました

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令和7年第44週(10月27日から11月2日)において、滝川保健所管内の1定点医療機関あたりの患者報告数が、警報基準以上となりましたので、インフルエンザ警報が発令されました。
今後、滝川保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

定点医療機関からのインフルエンザ患者報告状況

第44週(10月27日~11月2日)において

定点医療機関あたりの患者報告数(第44週速報値)
区分  滝川保健所管内  全道 全国 
定点あたり患者数 37.75人

※発令基準

  • 注意報:1定点医療機関あたりの受診患者数が一週間で10人以上となった場合
  • 警報:1定点医療機関あたりの受診患者数が一週間で30人以上となった場合
    ※警報発令後は1定点医療機関あたりの受診患者数が10人以上であれば警報を継続

最近5週間において

定点医療機関からの患者報告数
区分 滝川保健所管内 全道 全国

第40週
(9月29日から10月5日)

  • 報告数3人
  • 定点あたりの患者数0.75人
  • 報告数133人
  • 定点あたりの患者数0.80人
  • 報告数6,025人
  • 定点あたりの患者数1.56人
第41週
(10月6日から10月12日)
  • 報告数0人
  • 定点あたりの患者数0.00人
  • 報告数350人
  • 定点あたりの患者数2.10人
  • 報告数9,104人
  • 定点あたりの患者数2.36人

第42週

(10月13日から10月19日)

  • 報告数9人
  • 定点あたりの患者数2.25人
  • 報告数549人
  • 定点あたりの患者数3.29人
  • 報告数12,576人
  • 定点あたりの患者数3.26人

第43週

(10月20日から10月26日)

  • 報告数27人
  • 定点あたりの患者数6.75人
  • 報告数1,408人
  • 定点あたりの患者数8.43人
 

第44週
(10月27日から11月2日)
※速報値

  • 報告数151人
  • 定点あたりの患者数37.75人

 

 

 

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インフルエンザとは

インフルエンザはインフルエンザウイルスによりおこる急性の呼吸器感染症です。
1日から3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38度以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快していきます。
いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強いのが特徴です。
発病後2日以内に抗ウイルス剤を服用することで症状を軽くし、罹病期間の短縮も期待できます。

インフルエンザは熱が下がっても、他の人にうつす可能性があります。熱が下がってから、まる2日間平熱が続く状態を確認してから、学校、職場に行くようにしましょう。
(抗ウイルス剤により、以前より早く解熱することがありますが、発症後5日間はウイルスを排出していることが確認されています。登園、登校、出勤等の判断は医師の指示に従いましょう。)

小児・高齢者は特に注意が必要です。

小児の場合、一度受診をしたとしても、「意識が変」「けいれんを繰り返す」「意味不明な言動をする」など脳症を疑う場合は、すぐに受診(休日夜間いつでも)しましょう。

  • 解熱剤によっては脳症の予後を悪化させるものがあります。
  • 解熱剤は小児科医が処方したものを使いましょう。
  • 小児に大人の解熱剤を使うことは絶対止めましょう。

小児や高齢者は症状が急激に変化することがあります。
ご家族のかたは目を離さないように注意して下さい。

インフルエンザQ&A(厚生労働省ホームページ)(新規ウィンドウで開く)(外部サイト)

感染予防に努めましょう

  • 流行期に人込みを避けること
  • 外出後のうがいや手洗いをする
  • 咳エチケットをする
  • バランスの良い食事、十分な休養、適度な運動で免疫力を高める

現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

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