アライグマについて
アライグマは特定外来生物に指定されており、外来生物法により輸入、運搬、飼育、野外に放つことなどが禁止されております。
アライグマは雑食性で、特に甘い野菜、果実を好んで食べ、夏から秋には畑や家庭菜園に侵入し被害が出ることから、畑の全面を網で囲う(横だけ網を設置しても登って中に侵入します)、専用の電気柵を設置するなどの対策が必要です。
また、野外にペットのえさ、利用しない農作物、生ごみを放置すると、えさ目当てに近づいてきますので、放置はしないようにしてください。
冬は半冬眠性のため、車庫や物置などの天井、軒下に侵入し、汚したり、壊したりする被害が出ますので、すき間をふさぐなどの対策が必要です。
気性が荒く、近づくと威嚇やかみつくこともあることから、近づかないようにご注意ください。
北海道では、農業への被害防止、健康への被害防止、生物多様性の保全を目的としたアライグマ対策基本方針を定め、野外からの排除を最終目標としています。
アライグマ対策では、箱わなの設置での捕獲が効果的ですが、免許を取得する必要があります。
免許は講習の受講により取得でき、免許取得後に箱わなの設置が可能となります。
アライグマの箱わな設置、免許については、農政課林業係にご相談ください。
(貸し出しの箱わなは、数に制限があるため貸し出しができないことがございます。また、設置においては自己責任となりますのでご注意ねがいます。)
アライグマの特徴
- 顔は、耳のふちが白く、ひげが白い。
- 足は、5本の長い器用な指。
- 尾は、太いしましま。


