ヘルパンギーナ警報
令和8年第36週(令和8年8月31日から令和8年9月6日)において、滝川保健所管内の定点あたりのヘルパンギーナ患者報告数が、警報基準である6人以上となり、まん延を防止するため警報が発令されています。
今後、滝川保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。
1.ヘルパンギーナの感染予防
治癒後も3週間から4週間は原因ウイルスが便中に排出され、感染しても発症しない例(不顕性感染)も多いため、感染者との接触を避けることは現実的に困難であり、特別な予防法はありません。手洗いやうがいを励行するとともに、集団生活ではタオルなどの共用は避けましょう。
2.ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナは、急性のウイルス性咽頭炎で乳幼児を中心に夏季に流行する夏風邪の代表的疾患です。
特に4歳以下の小児に多く、主に飛沫感染・経口感染(糞口感染)し、2日から4日の潜伏期を経て突然の発熱とともにのどの奥に痛みを伴う水疱・潰瘍をきたします。
重症化することは少なく、2日から4日で症状は落ち着きますが、熱性けいれんやのどの痛みによる食欲不振・脱水症を起こすことがあります。
また、まれに無菌性髄膜炎やウイルス性心筋炎などを合併することもあるので、頭痛・嘔吐や様子がおかしいといった症状がある場合は注意が必要です。
3.最近5週間における定点医療機関からの患者報告数
| 滝川保健所 | 全道 | 全国 | |
|---|---|---|---|
| 第32週(8月3日から8月9日まで) | 2 (1.00) | 171 (1.78) | 2966 (1.33) |
| 第33週(8月10日から8月16日まで) | 6 (3.00) | 123 (1.37) | 1461 (0.69) |
| 第34週(8月17日から8月23日まで) | 11 (5.50) | 138 (1.44) | 1481 (0.67) |
| 第35週(8月24日から8月30日まで) | 10 (5.00) | 193 (1.97) | ー |
|
第36週(8月31日から9月6日まで) ※速報値 |
15 (7.50) | ー | ー |
全道のヘルパンギーナ流行状況は、北海道感染症情報センターのホームページでご覧になれます。
北海道感染症情報センターのホームページ
4.ヘルパンギーナ警報とは
厚生労働省の感染症発生動向調査により把握した、全道の定点医療機関を受診したヘルパンギーナ患者数が、国立感染症研究所において設定した警報レベルの基準値に達したときに発令し、大きな流行の発生や継続が疑われることを指します。
| 区分 | 開始基準値 | 終息基準値 |
|---|---|---|
| 定点あたり患者数 | 6人 | 2人 |