【感染症】水痘(みずぼうそう)注意報の発令

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令和3年第10週(令和3年3月8日から令和3年3月14日)において、滝川保健所管内の1定点医療機関あたりの水痘患者報告数が、注意報基準である1人以上となりましたので、まん延を防止するため注意報が発令されました。
今後、滝川保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

1 水痘の予防

水痘の原因病原体である水痘-帯状疱疹ウイルスは飛沫核感染(空気感染)するため、患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありません。
平成26年10月より水痘ワクチンが定期接種となっており、1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
学校保健安全法施行規則により、すべての発疹がかさぶたになるまで出席停止と定められています。

2 水痘とは

水痘は、水痘-帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約2週間程度の潜伏期間を経たのちに発疹・発熱などの症状が出現します。
多くは発疹がかさぶたになって治癒しますが、一部は脳炎・肝炎などを合併し、重症化することもあります。
治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。
とくに抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。

3 その他

(1)最近5週における定点医療機関からの水痘患者報告状況

定点医療機関からの水痘患者報告状況一覧表
区分 滝川保健所 全道 全国

第6週
(2月8日から2月14日)

  • 報告数0人
  • 定点あたりの患者数0.00人
  • 報告数21人
  • 定点あたりの患者数0.15人
  • 報告数364人
  • 定点あたりの患者数0.12人
第7週
(2月15日から2月21日)
  • 報告数0人
  • 定点あたりの患者数0.00人
  • 報告数19人
  • 定点あたりの患者数0.14人
  • 報告数337人
  • 定点あたりの患者数0.11人
第8週
(2月22日から2月28日)
  • 報告数5人
  • 定点あたりの患者数1.67人
  • 報告数19人
  • 定点あたりの患者数0.14人
  • 報告数314人
  • 定点あたりの患者数0.10人
第9週
(3月1日から3月7日)
  • 報告数1人
  • 定点あたりの患者数0.33人
  • 報告数18人
  • 定点あたりの患者数0.13人
  • 報告数378人
  • 定点あたりの患者数0.12人
第10週
(3月8日から3月14日)
※速報値
  • 報告数3人
  • 定点あたりの患者数1.00人
報告数・定点あたりの患者数共に報告なし 報告数・定点あたりの患者数共に報告なし

北海道感染症情報センターホームページへ

(2)水痘警報・注意報とは

厚生労働省の感染症発生動向調査により把握した、全道の定点医療機関を受診した水痘患者数が、国立感染症研究所において設定した警報レベルの基準値に達したときに発令し、大きな流行の発生や継続が疑われることを指します。

表:水痘の警報・注意報レベル
区分 警報レベル 注意報レベル
定点あたり患者数
  • 開始基準値 2人
  • 終息基準値 1人
基準値 1人

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