大雪や暴風雪による災害について
大雪は、上空に寒気が入り季節風が強まる時と北海道付近を低気圧が通過する時に発生します。また、石狩湾付近に暴風を伴う小さな低気圧が発生することがあり、この低気圧が通過する時は局地的に猛烈なふぶきとなります。
大雪や暴風雪による災害は、大雪やふぶき、なだれによる道路の通行止めや鉄道・航空機の運休などの他、湿り雪の場合は、電線着雪による停電、ビニールハウス倒壊や果樹の枝折れといった被害も発生します。
大雪による災害に備えて、次のことに留意してください。
雪の降りかたは場所によって大きく違う
- 季節風が強い時は、雪雲は筋状となります。今いる場所が晴れていても、少し離れた場所では大雪・ふぶきとなっている場合があります。
天気の急変に注意
- 低気圧の通過や風向の変化で、天気が急変し、猛ふぶきになる場合があります。
気象情報を有効に利用する
- 大雪による重大な災害が予想された市町村には、「大雪警報」が発表されます。
- 猛ふぶきが予想された市町村には、「暴風雪警報」が発表されます。
除雪作業時の注意
- 屋根の雪降ろし中の事故が毎年発生しています。命綱を付けたり、一人で作業しないなどして事故を防ぎましょう。また、屋根からの落雪にも注意しましょう。
問い合わせ先
札幌管区気象台天気相談所
電話番号:011-611-0170