1.特定健診について
医療費の多くを占めるのは、心臓病や脳卒中及び糖尿病などの生活習慣病です。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善でそのリスクは大幅に減少します。
特定健診の検査項目は、主な生活習慣病の発見などに的を絞っています。
対象者
国保に加入する40歳から74歳までのかた
対象外
- 妊産婦
- 刑事施設・労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されているかた
- 国内に住所を有しないかた
- 病院又は診療所に6ヶ月以上継続して入院しているかた
- 高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第55条第1項第2号から第5号までに規定する施設に入所又は入居しているかた
実施場所
集団健診(7月)
赤平市総合体育館(ふれあいホール)・東公民館
集団健診(9月)
赤平市総合体育館(ふれあいホール)
集団検診(10月)、レディース検診
市役所1階コミセン
個別健診
次の市内3医療機関及び市外6医療機関
- 市内
- あかびら市立病院
- 平岸病院
- 佐々木内科クリニック
- 市外
- 勤医協芦別平和診療所(芦別市)
- 滝川市立病院(滝川市)
- おおい内科循環器クリニック(滝川市)
- 札幌がん検診センター(札幌市)
- 旭川がん検診センター(旭川市)
- 北海道健康管理センター(札幌市)
自己負担額
0円
実施時期
集団健診
広報あかびら等でお知らせいたします。
個別健診
市内3医療機関及び市外6医療機関にて年間を通して受けることができます。
申込み等は直接、医療機関へお問合せください。
検査内容
- 診察等(問診、身体測定、血圧測定)
- 脂質を調べる検査(中性脂肪、HDLコレステロールなど)
- 代謝系を調べる検査(血糖、ヘモグロビンA1cなど)
- 肝機能を調べる検査(AST、ALT、γ-GT)
- 尿・腎機能を調べる検査(尿たんぱく)
- 独自に実施する検査(尿酸値、血清クレアチニン等)
医師が必要とした場合には、貧血を調べる検査、心電図検査、眼底検査を行う場合があります。
2.特定保健指導について
メタボリックシンドロームのリスクがある方は、保健師・管理栄養士などの専門家による生活習慣改善のための保健指導を受けることができます。(糖尿病・高血圧・脂質異常症の治療に係る薬剤を服用中の方は指導の対象外です)
対象者】
第1段階
腹囲(へそ周り)が男性85センチメートル以上、女性90センチメートル以上
またはBMIが25以上(BMIの計算式=体重(キログラム)÷身長(メートル)の2乗)
第2段階
- 血糖は空腹時血糖が100ミリグラム・パー・デシリットル以上、またはヘモグロビンA1c値が5.6%以上
- 脂質は中性脂肪が150ミリグラム・パー・デシリットル以上、またはHDLコレステロールが40ミリグラム
・パー・デシリットル未満 - 血圧は収縮期130ミリ水銀以上、または拡張期85ミリ水銀以上
第3段階
第2段階の3項目で該当する項目数と喫煙の有無により動機付け支援と積極的支援にレベル分けします。
保健指導の内容
- 情報提供 健診受診者全員を対象として、特定健康診査結果のほか健康の保持増進に役立つ内容の情報を提供します。
- 動機付け支援 対象者本人が自分の生活習慣の改善点等に気づき、自ら目標を設定し行動に移す事が出来るよう支援を行います。
- 積極的支援 対象者の健診結果等から、対象者自らが自分の身体に起こっている変化への理解を促すとともに行動変容の必要性を働きかけていきます。
実施時期
特定保健指導は、原則として通年実施します。