アライグマにご注意を

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記録更新中、過去最多の226頭、令和6年度の捕獲目標は250頭

アライグマは特定外来生物に指定されており、外来生物法により輸入、運搬、飼育、野外に放つこと等が禁止されております。

アライグマは雑食性で、特に甘い野菜、果実を好んで食べ、夏から秋には畑や家庭菜園に侵入し被害が出ることから、畑の全面を網で囲う(横だけ網を設置しても登って中に侵入します)、専用の電気柵を設置するなどの対策が必要です。

また、野外にペットのえさ、利用しない農作物、生ごみを放置すると、えさ目当てに近づいてきますので、放置はしないようにしてください。

冬は半冬眠性のため、車庫や物置などの天井、軒下に侵入し、汚したり、壊したりする被害が出ますので、すき間をふさぐ等の対策が必要です。

気性が荒く、近づくと威嚇やかみつくこともあることから、近づかないようにご注意ください。

北海道では、農業への被害防止、健康への被害防止、生物多様性の保全を目的としたアライグマ対策基本方針を定め、野外からの排除を最終目標としています。

アライグマ対策では、箱わなの設置での捕獲が効果的ですが、免許を取得する必要があります。

免許は講習の受講により取得でき、免許取得後に箱わなの設置が可能となります。

アライグマの箱わな設置、免許については、農政課林業係にご相談ください。

(貸し出しの箱わなは、数に制限があるため貸し出しができないことがございます。また、設置においては自己責任となりますのでご注意ねがいます。)

アライグマの捕獲頭数、10月は過去最多の53頭

平成27年度以降は年間100頭を超えていて、令和2年度の208頭が最多でしたが、令和5年度は記録を更新してすでに216頭です。

雪が積もった12月以降も捕獲や目撃情報がありますので、皆さんの周りの車庫や物置などで足跡が見つかるかもしれません。

月別では3月から9月の捕獲数が多く、3月から6月まではアライグマ春期捕獲推進期間に設定され、出没や捕獲数が増えていました。

10月は過去最多の53頭を捕獲し、雪が積もっているこの時期に出没の痕跡を探し、まだまだ捕獲をすすめましょう。

アライグマ捕獲頭数(令和6年2月末現在) (PDF 72.5KB)

アライグマの特徴

  • 顔は、耳のふちが白く、ひげが白い。
  • 足は、5本の長い器用な指。
  • 尾は、太いしましま。
アライグマの写真1
アライグマ 全身
アライグマの写真2
アライグマ 足
アライグマの写真3
アライグマ 尾

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