感染症に注意しましょう!(インフルエンザ警報発令中)

2020年1月17日

感染症に注意しましょう!

定点把握感染症では

インフルエンザの定点当たり報告数が、滝川、稚内など17保健所管内で警報レベル、八雲、千歳など7保健所管内で注意報レベルになっています。 

 

水痘の定点当たり報告数が、滝川(警報発令)、倶知安保健所管内で増加しています。 

 

伝染性紅斑の定点当たり報告数が、稚内及び中標津の両保健所管内で高いレベルが続いています。 

 

RSウイルス感染症の定点当たり報告数が、江別保健所管内で増加し、網走保健所管内で高いレベルが続いています。

 

学校保健情報(インフルエンザ様疾患による休校等の措置状況):冬季休業期間であったため、学級閉鎖等の報告はありません。学校保健情報のページをご確認ください。 

 

感染症を拡大させないために

人込みは避けよう!!
手を洗おう!!
うがいをしよう!!
マスクをつけて咳エチケットしよう!!

 

感染症にかかったら、学校、職場は無理せず休み、他の人にうつさないよう注意しましょう。

 

インフルエンザはインフルエンザウイルスによりおこる急性の呼吸器感染症です。

1~3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き、約1週間の経過で軽快していきます。いわゆる「かぜ」に比べて全身症状が強いのが特徴です。

発病後2日以内に抗ウイルス剤を服用することで症状を軽くし、罹病期間の短縮も期待できます。

 

予防としては、流行期に人込みを避けること、それが避けられない場合などにはマスクを着用すること、外出後のうがいや手洗いを励行することなどが挙げられます。インフルエンザワクチンは、接種をすると、接種しなかった場合に比べて、死亡の危険を1/5に、入院の危険を約1/3~1/2にまで減少させることが期待できます。

 

インフルエンザは熱が下がっても、他の人にうつす可能性があります。

熱が下がってから、まる2日間平熱が続く状態を確認してから、学校、職場に行くようにしましょう。

(抗ウイルス剤により、以前より早く解熱することがありますが、発症後5日間はウイルスを排出していることが確認されています。登園、登校、出勤等の判断は医師の指示に従いましょう。)

 

小児・高齢者は特に注意が必要です。

 

小児の場合、一度受診をしたとしても、「意識が変」「けいれんを繰り返す」「意味不明な言動をする」など脳症を疑う場合は、すぐに受診(休日夜間いつでも)しましょう。

解熱剤によっては脳症の予後を悪化させるものがあります。

解熱剤は小児科医が処方したものを使いましょう。

小児に大人の解熱剤を使うことは絶対止めましょう。

 

小児や高齢者は症状が急激に変化することがあります。

ご家族の方は目を離さないように注意して下さい。

 

インフルエンザQ&A(厚生労働省ホームページ)

 

インフルエンザによる異常行動について(厚生労働省インフルエンザQ&Aから抜粋) 

 

Q 抗インフルエンザウイルス薬の服用後に、転落死を含む異常行動が報告されていると聞きましたが、薬が原因なのでしょうか? 

A 抗インフルエンザウイルス薬の服用後に異常行動(例:急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロするなど)が報告されています。また、これらの異常行動の結果、極めてまれですが、転落等による死亡事例も報告されています。
※2009年4月から9件(2018年8月末現在)

 抗インフルエンザウイルス薬の服用と異常行動との因果関係は不明ですが、これまでの調査結果などからは、
 ・ インフルエンザにかかった時には、抗インフルエンザウイルス薬を服用していない場合でも、同様の異常行動が現れること、
 ・ 服用した抗インフルエンザウイルス薬の種類に関係なく、異常行動が現れること、
が報告されています。

 以上のことから、インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動に対して注意が必要です。

 

Q 異常行動による転落等の事故を予防するため、どのようなことに注意が必要でしょうか? 

A インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無にかかわらず、異常行動が報告されています。

 小児・未成年者がインフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の種類や服用の有無によらず、

 インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、保護者等は小児・未成年者を一人にしないことを原則として下さい。
 また、これに加え、異常行動が発生した場合でも、小児・未成年者が容易に住居外に飛び出ないための対策として、例えば、以下のような対策が考えられます。

(1)高層階の住居の場合

 ・ 玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含む。)
 ・ ベランダに面していない部屋で寝かせる
 ・ 窓に格子のある部屋で寝かせる(窓に格子がある部屋がある場合)

(2)一戸建ての場合

 ・(1)に加え、できる限り1階で寝かせる


<異常行動の例>
 ・ 突然立ち上がって部屋から出ようとする
 ・ 興奮状態となり、手を広げて部屋を駆け回り、意味のわからないことを言う
 ・ 興奮して窓を開けてベランダに出ようとする
 ・ 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
 ・ 人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
 ・ 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
 ・ 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶レン菌感染症)は、A群溶血性レンサ球菌により起こる、上気道感染症(扁桃腺炎、咽頭炎)です。

主に咽頭痛(扁桃腺が発赤・腫脹する)、発熱(高熱や、微熱の持続)、全身倦怠感、頚部リンパ節腫脹、発疹(猩紅熱)、苺舌などが見られます。

早期に受診し抗生剤を服用すると、感染力は比較的早く低下するといわれています。

またきめられた期間抗生剤を飲み続けることで、急性糸球体腎炎やリウマチ熱などの合併症を予防しますので、症状が落ちついたからといって、抗生剤を止めず、医師の指示通り飲み切りましょう。

 

咽頭結膜熱はアデノウイルスによる感染症です。

プールを介して感染する場合は、ウイルスが含まれた水が結膜に直接侵入して感染し、集団での発生が見られることからプール熱とも言われます。

患者の使用したタオルの共用や手指を介した接触感染、飛沫感染でも発症します。

発熱で発症し、頭痛、食欲不振、全身倦怠感とともに、咽頭痛、結膜の充血、眼の痛みや涙が流れる、光がまぶしく感じる、眼脂(目やに)等の症状が3~5日続きます。

これらの眼の症状は一般的に、片眼から始まり、その後もう一方の眼にも出現します。

年齢別には5歳以下に多くみられます。

季節によらず、年間を通じて発生しますが、6月頃から徐々に増えはじめ7~8月にピークになります。

学校保健安全法施行規則では、主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止と定められています。

  

RSウイルス感染症はRSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。

毎年、冬季に流行し、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。

感染後4~5日の潜伏期ののち、鼻汁、咳、発熱などの上気道症状が現れます。

3割程度の人はこのあと炎症が下気道まで波及して、気管支炎や細気管支炎を発症し、咳の増強、呼気性の喘鳴)(ぜいぜいする)、多呼吸などが現れてきます。

すべての患者さんの1~3%が重症化し、入院治療を受けます。

心肺に基礎疾患がある小児は重症化しやすいとされます。

通常は数日~1週間で軽快します。

新生児も感染して発症し、がんこな無呼吸を起こすことがあるので注意が必要です。

また、細気管支炎にかかったあとは、長期にわたって喘鳴を繰り返しやすいといわれています。

 

マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマによる肺炎です。

感染様式は感染患者からの飛沫感染と接触感染によりますが、濃厚接触が必要と考えられており、地域での感染拡大の速度は遅いとされます。

感染の拡大は通常閉鎖集団などではみられますが、学校などでの短時間での暴露による感染拡大の可能性は高くなく、友人間での濃厚接触によるものが重要とされています。

潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱、全身倦怠、頭痛など、咳は初発症状出現後3~5日から始まることが多く、当初は乾性の咳で、経過に従い咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続きます(3~4週間)。

特に年長児や青年では、後期には湿性の咳となることが多く、鼻炎症状は幼児ではより頻繁に見られます。嗄声、耳痛、咽頭痛、消化器症状、そして胸痛は約25%で見られ、また、皮疹は6~17%です。喘息様気管支炎を呈することは比較的多く、急性期には40%で喘鳴が認められ、また、3年後に肺機能を評価したところ、対照に比して有意に低下していたという報告もあります。重症肺炎となることもあり、胸水貯留は珍しいものではないといわれます。

他に合併症としては、中耳炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群など多彩なものが含まれます。

 

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎に注意しましょうページへ

 

☆手洗の徹底と、咳エチケットの徹底で防ごう感染症☆

「手洗い」「うがい」「咳エチケット」の徹底をお願いします。

帰宅時はもちろん外出先でもこまめに手洗をしましょう。

マスクも効果的です。

様々な感染症のまん延を防ぐために以下のことに注意しましょう。

 

1、手洗い・うがいを徹底しましょう。
2、咳やくしゃみなどがある時は、マスクを着用し他の人にうつさないようにしましょう。
3、不必要な外出は避け、人込みを避けましょう。
4、栄養・睡眠を十分とりましょう。
5、室内の湿度・温度を適切に保ちましょう。
6、タオルやハンカチは個人専用にしましょう。

 

定点あたりのインフルエンザ患者数推移(滝川保健所管内)

週数

滝川保健所管内定点 増減 レベル 北海道定点
46週 令和元年11月11日~11月17日 0.00   4.60
47週 令和元年11月18日~11月24日 0.83   10.12
48週 令和元年11月25日~12月1日 7.50   16.76
49週 令和元年12月2日~12月8日 31.83 警報 25.11
50週 令和元年12月9日~12月15日 33.83 警報 29.76
51週 令和元年12月16日~12月22日 25.17 警報 26.28
52週 令和元年12月23日~12月29日 50.67 警報 24.82
1週 令和元年12月30日~令和2年1月5日 68.00 警報 18.12
2週 令和2年1月6日~1月12日        
3週 令和2年1月13日~1月19日        
4週 令和2年1月20日~1月26日        
5週 令和2年1月27日~2月2日        
6週 令和2年2月3日~2月9日        
7週 令和2年2月10日~2月16日        
8週 令和2年2月17日~2月23日        

 

乳幼児、小児の保護者の方へ~インフルエンザ脳症に注意しましょう!~


「呼びかけに答えないなど意識低下がある」
「けいれん重積※及びけいれん後の意識障害が持続している」
「意味不明の言動がある」
などの症状はインフルエンザ脳症の初期症状です。すぐに医療機関を受診しましょう。
また、解熱剤のなかには、インフルエンザ脳症の予後を悪化させるものがありますので、解熱剤はかかりつけ医と相談して用いましょう。
(※けいれん重積;けいれん発作が30分以上持続した状態やけいれん発作を繰り返し30分以上意識が完全回復しない状態)

 

 

※リンク※

北海道感染症情報センターホームページ

 

国立感染症研究所ホームページ

お問い合わせ

介護健康推進課
健康づくり推進係
電話:0125-32-5665
ファクシミリ:0125-34-4188

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