【下水道】赤平市の下水道について

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あかびらの下水道

赤平市の下水道は、公共下水道(注記1)にあてはまり、汚水については、石狩川流域下水道(注記2)の一員として事業を行っています。石狩川流域下水道とは、北海道が幹線ルートを築造し、6市4町(赤平市・滝川市・芦別市・砂川市・歌志内市・美唄市・新十津川町・上砂川町・浦臼町・奈井江町)が、その幹線に汚水管をつなぎ奈井江町にある下水処理場(注記3)の石狩川流域下水道奈井江管理センターで汚水を処理する方式です。各市町村ごとに下水処理場を作るより建設費や、維持管理費が少なくてすみ、高度な浄化が行われる等の利点があります。赤平市の中を通る幹線は、芦別市から始まり赤平、滝川、砂川を通り奈井江町まで汚水を運んでいます。流域下水道の管は延長約82キロメートル深さは地下約10メートルの所に入っており、管の直径は250ミリメートルから2,400ミリメートルまでで、赤平市の下に入ってる管の直径は900ミリメートルから1,650ミリメートルで一部トンネル工法にて2,100ミリメートルの管が入っています。下水道のながれイメージ図

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石狩川流域下水道組合

用語説明

注記1:公共下水道

公共下水道は、下水(汚水及び雨水)を流す管渠(汚水管渠にあっては大部分が暗渠)を排除区域内の道路の地下に布設し、河川に直接放流出来ない汚水は、その流末に下水を浄化するための下水処理場を設け、または下水処理場を有する流域下水道に接続し、し尿を含む下水を排除処理する下水道です。
公共下水道ができてその供用を開始した区域内では、下水を公共下水道へ流入させるための排水設備の設置と、くみ取り便所を水洗便所へ改造する義務が各戸に課せられ、各戸の下水道使用義務が明確化され、推持管理のための使用料徴収の対象が確定します。

注記2:流域下水道

市街地の健全な発達と河川・湖沼の水質汚濁を防止するためには、地域の事情にもよりますが、下水道(公共下水道)をつくって各市町村ごとに下水を処理する処理場を建設し、維持管理するよりも、その流域内にある2つ以上の市町村の区域にわたり共同で下水道と処理場を整備する方が効率的、経済的な場合があります。流域下水道は、このような処理方法を選んだ区域における主要な下水道施設で、2つ以上の市町村の下水を集めるための幹線(主要な下水道管)とその下水をきれいな水に処理する下水処理場とから構成されます。

注記3:下水処理場

下水道を流れる汚れた水をきれいな水にする施設です。下水処理場では、目に見えないような小さな生き物(微生物)の働きを利用して下水を処理(生物処理)し、きれいな水によみがえらせます。さらに、水をきれいにするため水に溶けた物質を取り除く高度処理なども行います。

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